内容説明
ある日、農場で仔犬が生まれ、かりゅうどは、りょう犬にするため、そのうちの一匹を買って帰ります。投げられた棒をくわえてきたり、卵をそうっと運んだり、仔犬は立派なりょう犬として生長します。そうして、いよいよ狩りに出る日。どーんとうったかりゅうどの弾は、見事にかもに命中。しかし事態は思わぬ方向に…。ブライアン・ワイルドスミスがみなさんに贈る、やさしさあふれる傑作絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
11
難しいね。肉や魚に大豆に野菜。彼らに情けをかけたら生きていけない。2018/01/07
すみの
4
小学校読み聞かせで使用。狩人は、仔犬を猟犬にするために訓練。いよいよ狩りデビューで鴨狩りするが、仔犬は鴨の傷付いた姿を見るとかわいそうになり、獲らずに獲物代わりに棒きれを狩人に渡す。何度も、何度も。不思議に思った狩人は・・・。B.Wは英国を代表する絵本作家。絵がステキです。こどもたちは、狩人が仔犬の秘密を知ってどうするのか、カモ達は、仔犬はどうなるのか・・・静かに聞いてくれました。2012/11/09
ヒラP@ehon.gohon
1
優しすぎる犬って、猟犬にはなれません。 鉄砲で撃たれたカモを助けようとする犬の健気さが伝わってくるけれど、猟師が猟をしなくなったら、どうなんだろうか? 優しさの延長線に動物愛護があるのだけれど、それだけでは人間は生活できません。 妙に葛藤の残る作品です。 絵がとても印象的です。 いろいろなことを考えられる絵本だと思います。 2014/01/14
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