オックスフォードえほんシリーズ
まどのむこう

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  • サイズ A5判/ページ数 1冊(頁/高さ 22X29cm
  • 商品コード 9784897770185
  • NDC分類 E

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メタボン

15
☆☆☆★ 怖さが最後の1ページに凝縮されている。それまでの走馬灯のような絵のカットも効果的。2016/01/09

遠い日

15
窓の向こう、外の通りがジェコブの世界。見えるものに心を遊ばせるうち起きたできごと。ジェコブの強く打つ心臓の音が聞こえるほどの衝撃。いつもと同じ日常が反転する瞬間。頭は何が起きたか理解してしまっても、心は祈らずにはいられない。絵から伝わるパワーに圧倒される。瞬間瞬間を切り取ったかのようなシーンの展開に、息を呑んだ。2015/10/19

ochatomo

14
イギリスの絵本 少年ジェコブが通りを見下ろす窓から見た事件 悲劇と隣り合わせの人生をただ見つめるしかないのかと思わされる 見返しにも使われた窓のレースカーテン模様が印象深い 訳はいのくまようこさん 原題“Through the Window” 元本1970年 1971刊2019/11/01

ヒラP@ehon.gohon

7
少年のジェコブは、窓からただ外を見ることしか出来ません。 絵の暗さのせいか、何だか存在感の薄い少年です。 窓から見える景色も定点というよりも、浮遊した空間に思えて、何処か不気味さを感じます。 どのようにも取れる絵本zですが、ジェコブがどんな少年か紹介されていないので、意味深長な絵本になっています。2017/08/09

くるた

2
主人公のジェコブは家から一歩も出ません。窓から見える景色が彼の世界の全てです。近くの工場の馬が逃げ出したことで通りでは何か騒ぎがあったようですが、ジェコブにはわかりません。窓の前を走り抜ける人たちを見ているだけだからです。世界で何かが起こっていても、彼は傍観者です。二階の窓の内側にいる限り、彼は安全です。馬の騒ぎがあった後、何故おばあさんが飼い犬を抱きしめて立っているのか想像できないのです。安全で狭い世界にいるのは、淋しいことですね。ゆっくりめで5分。※追記※読み直し。あれ?全く逆の話だったのかな。2016/11/08

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