感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
292
ラ・フォンテーヌ版の「うさぎとかめ」。イソップのそれとほぼ同じ。絵は、ピアニストとの2足の草鞋で活躍したブライアン・ワイルドスミス。お話は単純そのものなので、この絵本の真価はもっぱら絵に。水彩絵の具を薄めないで、そのままに塗りたくったような技法が、ここでも大いに成功を収めている。主人公のうさぎとかめもいいが、実は今回はその他大勢の動物たちが見どころか。アライグマもいるし、ネコもリスもフクロウもキツネもいる。お話を聞いた後で、動物探しもできそうだ。2024/08/19
ゲンキ
101
みんなが知ってる「うさぎとかめ」の話だが、絵が素晴らしく綺麗で、感動しました。また、のろまな「かめ」が足が速い「うさぎ」に何故勝ったのか⁉️という投げかけが最後にある。「うさぎ」は絶えず「かめ」しか意識していなかったが、「かめ」は「うさぎ」なんか意識せず、丘の上のゴール(目標)だけを目指し頑張って走ったから勝てた✨と知る。言われてみれば、その通りだ。恥ずかしながら勉強になりました。「かめ」の考えでこれから生きていきたい‼️2019/12/08
ちゃこばあ
23
カラフルでかわいい・・2015/09/14
みさどん
21
絵がどれも素敵だったし、話の内容もよかった。動物たちがレースを応援するのだ。かめ側は鳥たち。「うさぎとかめ」を子どもたちに最初に出会わせるなら、この本がいい。ものすごく余裕があるとついついさぼってしまうという心理は誰にでもあるもの。うさぎを悪く描いていないのもいい。2021/02/04
刹那
16
色合いも雰囲気も素敵でした★次男が幼稚園で借りてきてくれました♪努力で少しずつってことですね♪油断大敵って意味もあるか。2013/01/17