内容説明
作り笑いをするのに疲れた、上司の機嫌を損ねないようにお世辞を言うのがつらい、職場の同調圧力に耐えられない―それって感情労働なのかもしれません。１万人以上のビジネスパーソンを救った精神科医の著者が、自分でできる感情コントロールやセルフケアの豊富なレシピを紹介。ケーススタディで心理的安全性が高まる！職場の中にそっと溶け込み、徐々に心をむしばむ感情労働からあなたを守る心のおてあてが満載。
目次
第１章 あなたの仕事は感情労働かも？（過熱するサービス競争が働くあなたを壊す；感情労働とは？ ほか）
第２章 心理的安全性を高めて感情労働がラクになる（心理的安全性とは？；心理的安全性の分類 ほか）
第３章 自分を守る感情演技術（表層演技とは？；深層演技とは？ ほか）
第４章 自分をすり減らさない感情整理術（アンガーマネジメント；認知行動療法・リフレーミング ほか）
第５章 感情労働のおてあて（睡眠障害のおてあて；バーンアウトのおてあて ほか）
著者等紹介
井上智介［イノウエトモスケ］
産業医・精神科医。兵庫県出身。島根大学医学部を卒業後、大阪を中心に精神科医・産業医として活動する。産業医としては毎月３０社以上を訪問し、精神科医としてはうつ病、適応障害などの疾患の治療にあたっている。「おおざっぱに（ｒｏｕｇｈ）笑って（ｌａｕｇｈ）生きてほしい」という思いから「ラフドクター」を名乗り、ブログやＳＮＳ、講演会などで情報発信している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブー太郎
0
以前、心理的安全性の本を読んだが、この本はその実践編という感じ。精神的に辛い状態をいかに緩和するかを描いた内容で、とても分かりやすかった。読んで良かったと思えた。2024/02/14
よっぴ
0
働くうえで如何に自分の心を守る事が大切なのかが書いてあった。『バーンアウト』『アンガーマネジメント』など分かり易く解説してあり色々と参考になった。2024/02/12
