内容説明
教え子たちはいま…中国のチベット人の半数以上が、青海・四川・甘粛の各省に住んでいる。その暮らしぶりをつぶさに描き、思いを伝える。
目次
第1章 チベット高原の暮らし(牧野の四季;牧野のたたかい;チベット人の寺と衣食住;男と女の大問題)
第2章 変わりゆくチベット高原(漢人大移住のもたらしたもの;生態移民とは何か;沙漠・洪水・湖;地震が来た)
第3章 危機に瀕するチベット語(チベット語はどうなるか;学校と教育をめぐって;大学生の生活と未来)
第4章 チベット近現代史を考える(チベット騒乱;チベット近現代史を考える;英雄列伝)
著者等紹介
阿部治平[アベジヘイ]
1939年、長野県生れ。東京教育大学農学部卒。農協勤務を経て埼玉県高校教諭、大阪外大講師。途中1988年中国天津外大付属中学に派遣。2000年から天津社会科学院、江蘇省准海工学院、青海省青海師範大学、青海民族大学に勤務。専攻、中国農業地理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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