内容説明
人間の尊厳と自由を地上に打ち樹てようとした壮大な実験、近代社会を創出した流血と栄光のドラマ。収録図版290点。目でみる大革命の全貌。
目次
1 アンシャン・レジーム(旧体制)
2 啓蒙思想
3 革命の序曲
4 扉がひらく―三部会
5 バスチーユ陥落
6 人権宣言の精神
7 革命一年のパリ祭
8 国王の逃亡
9 王政の廃止へ
10 外圧とジロンド派の没落
11 ジャコバン独裁
12 テルミドール反動からナポレオン独裁へ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫
3
1989年発行。フランス革命を調べるために手を取ったのですが、読んでいてつらかった……。なんせこの本、30年以上も昔の本なので、階級闘争史観ごりごりであります。貴族と僧侶は腐敗し切っていた! 圧政に苦しめられた農民の怒りは爆発した! 革命によって虐げられていた階級の人々は解放された! 権力は悪! 民衆は正義! 近代の幕開け! ずっとこんな感じ。真実なのかは分かんないよと予防線を張りつつ、ポルノまがいの当時の風刺画を並べてイメージを摺り込む手口も品がない。もっと最近の本から読んだ方がよかったかな。星3つ。2023/10/02
takao
1
ふむ2021/08/17
めっちー
1
絵が豊富なので、見てるだけでも結構楽しいですが、作者が顔を出しすぎてて、本文はあまり面白くない。2012/01/12
小町
1
大好きなフランス革命の参考図書として。2011/12/31
ひさこ
0
5692022/05/28