沖縄幻視行

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  • サイズ B6判/ページ数 318p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784897722726
  • NDC分類 291.99
  • Cコード C0026

内容説明

わたしの沖縄への関心はカンボジアとのかかわりの中から生まれた。カンボジアが多くのことをわたしに教えてくれたように沖縄も何かを語りかけてくれるのではないか―見えないもの、隠れているものを追って。

目次

プロローグ 沖縄への飛行
1 浮島散歩
2 聖なる井戸
3 沖縄の聖域へ
4 沖縄戦をたどる
5 沖縄島の最南部をあるく
6 琉球石灰岩のこと
7 琉球・沖縄史点描
8 国際通りあたり
9 せめぎあうイメージ
10 久高島へ
エピローグ 鶴見リトル沖縄から

著者等紹介

波田野直樹[ハタノナオキ]
1948年、東京都生まれ。ウェブサイト『アンコール遺跡群フォトギャラリー』主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

2
良い。沖縄戦記や旅行記あたりは多少文が冗長で不毛なところもあるが、「観光客が多く訪れる土地では、訪れる側の持ち込む身勝手なイメージが迎え入れる側を圧倒してしまうことがある」「植民地的な習慣というものは、自分が支配者の側にいるかぎり実に生理的快感をもたらす」など腑に落ちる文章も多く考えさせられた。また、ゴルジュ、アーニー・パイル、ユウナの葉、などウンチク的にも実に参考になるところが多かった。2013/10/13

tecchan

0
沖縄についての紀行・エッセイではあるが、歴史・風習・信仰・戦争さらに観光と広範囲にわたって、著者が実際に歩き 見聞きしたことをもとに沖縄を描いている。また、通常の紀行文とは違い、結構深く掘り下げて語っており、今までいろいろな本を読み,現地を歩いて来た自分でも知らなかったことが多い。非常に勉強になり、これから沖縄に行く時の参考にしたいと思った。2022/03/17

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