内容説明
「私たちは貧困を押しつけていないだろうか?危険を押しつけていないだろうか?」世界の労働現場の実態を調査してきた著者が、マザーテレサの精神、解放の神学の立場で現代世界のゆがみを指摘し人々の覚醒を促す。
目次
隠された暴力に目を向ける
ネオコロニアリズム―より低賃金の労働者を求めて
発展の道具か、暴力の道具か?―国際金融機関
貧しい人々はいま
世界銀行とIMF
不正義の構造
グローバル経済下の奴隷
食糧危機を招いているもの
女性と子どものこの実態
ラテンアメリカ労働者への暴力―エルサルバドルで、アメリカで
人々を解散する神学を
苦しみの現実への目覚め
私たちにできること