内容説明
国語教育のための原点は短歌の鑑賞と作品の創作にある。沖縄に生きて言霊としての短歌に強く惹かれ、研究を深めた平山良明円熟の好著。
目次
第1章 短歌と国語の指導―教師の素養としての短歌(うたの秘密;うたは日本語を磨く;うたはこころの響きである;うたはわれわれの時代を証言する;うたはもののいのちに向かう ほか)
第2章 形成的評価による短歌の指導(なぜ形成的評価なのか;表現能力の根底にあるもの;評価を位置づけた短歌の指導;情意面の評価を生かす指導;診断的評価と情意表現 ほか)
第3章 国語教育における短歌指導(生涯教育の素材としての短歌指導;現代日本歌壇〈歌人〉の老齢化現象;沖縄内外の歌人についての総合調査;国語教育における短歌指導)