内容説明
労働省では、昭和５９年２月に学識経験者を構成員とする「人事・労務管理研究会」を設置しました。この研究会は、今後の人事・労務管理上重要となると考えられる、「組職の活性化」「団塊の世代の活性化」「企業の人材調整システム」「高齢化の下での人事制度」の４つの課題について専門委員会を設置して検討を行い、それぞれ検討結果を公表しています。この報告書は、「２１世紀に向けての人事・労務管理のグランドデザイン」として、終身雇用制度の再築構と、「終身雇用圏」としての企業グループの位置づけ、活力を産み出す人事・労務管理施策、新たな人材調整システムの確立と異質化管理、人材の育成、能力開発体系の構築などを提言しています。
目次
第１部 人事・労務管理研究会報告
第２部 人事・労務管理研究会専門委員会報告（組織の活性化専門委員会報告；団塊の世代の活性化専門委員会報告；高齢化等の下での人事制度に関する専門委員会報告；企業の人材調整システムに関する専門委員会報告）
参考資料 人事・労務管理研究会中間報告
