内容説明
ロングセラーとなった日本戦没学生の遺稿集『きけわだつみのこえ』に、福島県から唯一掲載された特攻兵、長谷川信。誠実に生きた２３年という彼の短い生涯を、新たに確認された『きけわだつみのこえ』の基となった『日記』原稿、『修養録』、書簡・葉書・写真などの資料や現地取材等をもとに描いた労作。
目次
第１章 長谷川信について
第２章 長谷川信の生涯（誕生から小学校時代；会津中学校時代 ほか）
第３章 『日記』・『修養録』（『きけわだつみのこえ』と長谷川信に関する資料について；『日記』 ほか）
第４章 まとめ―特に若い君たちに贈る
著者等紹介
長島雄一［ナガシマユウイチ］
昭和３３年、福島県北塩原村生まれ。喜多方高等学校から東洋大学文学部史学科卒。福島県文化振興事業団等で発掘調査等に従事後、平成元年、福島県教員となる。県内の高等学校・特別支援学校に勤務する一方、福島県立博物館、福島県教育庁文化財課で文化財の調査・研究・保護行政にあたる。平成３０年、川口高等学校校長を最後に退職。第１回日本ミュージアムマネージメント学会賞受賞（２０００年）。日本考古学協会会員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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