明治維新という過ち - 日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト 会津版

原田伊織

歴史春秋出版（2015/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 319p／高さ 19cm
• 商品コード 9784897578453

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[nori]

I agree that 長州人 are radical and risk factor of Japan even now, as history is NOT suddenly cut like Meiji restoration and surrender to USA. But the most delicate year 1868 and 鳥羽伏見の戦い were not preciously described. Is it only fault of leadership of 慶喜?

[健康平和研究所]

読み始めて日本軍の残虐性の源流がここにあると思った

2016/03/13

[アンゴ]

★★★☆☆ 現代日本人は官軍の喧伝した歴史観で教育され「明治維新」を客観的に評価しておらず、戦後司馬遼太郎が「創作」した現実感伴うドラマに、更に維新という政権奪取を革命的に肯定して捉えることを不動の常識とした、という主旨。 著者の感情的な論の進め方が気障りだが、大筋は理解できる。渡辺京二が『逝きし面影』で挙げて評価した滅んだ日本文化と符合する部分がある。

2017/09/16