感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaede
13
白虎隊を中心に会津若松を旅して、白虎隊士中二番隊の20人が自刃した飯盛山で購入した本作。會津武士になるべく会津藩校日新館で文武を学んだ彼ら。若き秀才達は會津の武士として自刃を選んだ。歴史にIfはないけれど、他の会津出身の著名人のようになるような彼らの才を失ったことは残念でならない。2024/05/05
今ごろになって『虎に翼』を観ているおじさん・寺
11
今から18年前に地元福島県から出た白虎隊学習漫画。是非とも見てほしいくらいの下手な絵(笑)。時々脱力感を覚える。作者は讀賣新聞の福島版に1コマ漫画を連載していたそうだ。白虎隊が鶴ヶ城が燃えていると誤解するシーンは思わず笑ってしまった。絵はともかく、内容はきちんとした歴史学習漫画。明治元年9月末に降伏した松平容保に、翌年6月子供が誕生しているのに驚く。十月十日か……戦争中何してんだよ殿様(笑)。2013/03/23
桃
10
図書館本。戦で命を落とすのが誇り、の時代。考え方や命の使い方、武士の家族の堅い信念など…色々な事が今の時代では考えられないなぁと思いました。大きな歴史の変化、流れがあってこその今の、何でも手に入る時代。でも現代人の心はどこか空虚…。この時代は心は豊かだったのでしょうか。以前飯盛山に訪れた時にもお線香の煙が揺らいでいました。また訪れて、お線香を手向けたいです。2025/06/27
こっき
2
ず~っと前に新古書店で購入して、読まずにおいてた本。「もう、古紙回収に出しちゃおうかな」とも思いつつも書棚の隅っこでホコリかぶっていた本。でも大河ドラマの影響で読んでみると、これが結構いける本でした。会津目線で幕末の様子がよくわかりました。視座をどこに置くかで印象が違ってくるので、色々読まなければなりません。肝心の絵はヘタウマというのでしょうか…(笑) 残念な絵でもありますが、味があるといえば味がある(笑)とにかく捨てなくてヨカッタ。 2013/06/28