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内容説明
戊辰八月二十三日、割場の鐘を合図に女たちは城を目指して殺到した。しかし、すでに城門は閉ざされ「入る能はざる」女たちには、死ぬか、逃れるかしか道は残されていなかった。女たちが語る戊辰戦争を「篭城した女たち」「自刃した女たち」「避難した女たち」の三部に分けて書き出した意欲作。
目次
篭城した女たち(篭城した女たち;山本八重子;“音なしの構え”の山川唐衣 ほか)
自刃した女たち(婦女子の自刃)
避難した女たち(農山村へ避難の記録;手代木直右衛門の妻の回想―「松の落葉」;飯沼時衛の家族 ほか)
著者等紹介
阿達義雄[アダチヨシオ]
明治38年新潟県新津市に生まれる。昭和6年東北大学法文学国文科を卒業。昭和30年新潟大学教育学部教授、昭和46年新潟大学名誉教授。昭和46年~昭和58年新潟青陵女子短期大学(現新潟青稜大学短期大学部)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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