感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
13
ムーラン・ルージュ、新興演劇部、劇団たんぽぽ等、それぞれの時代の知られざるエピソードが興味深かったが、喜劇俳優としての記述が足りない。著者を知らない者が読んだら、喜劇人と気付かないのでは。この世代の人は、自分の本分を描くのに照れがあるか。2020/02/23
舟江
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ピエロで読み始めた12冊目は、有島一郎(俳優)の自叙伝であった。シャイな性格のためか、3人称で書かれており、時々こんがらがるところもあった。古川ロッパなど名前しか知らない人も数名おったが、戦前、戦中、戦後の流れが分かり面白かったが、何のために書いた本なのかはっきりせず、少し残念な気持がした。2015/04/22