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内容説明
ドイツ・ルネサンス最大の画家デューラーは、レオナルド・ダ・ヴィンチと並ぶルネサンス芸術の2大巨匠の一人であるが、彼が生きた時代は、中世封建社会の秩序が崩壊し、自我の自覚による人間の精神の自由を謳歌する近代が誕生せんとする大きな時代の転換期に当たっている。本書はデューラーがこのような時代の思想的、精神的、社会的状況をいかに受けとめ、造形作品や文字を通して表現したかを明らかにしたものである。
目次
序章 ドイツ・ルネサンスとデューラー
第1章 デューラーと木版画
第2章 ドイツ・ルネサンスにおける風景画の誕生
第3章 デューラーの芸術理論とその造形表現
第4章 ネオ・プラトニズムと芸術
第5章 宗教改革とドイツ美術
第6章 ドイツ・ルネサンスにおける風景画の発展