シュガーローフの戦い 〈上〉 - 日米少年兵達の戦場

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  • サイズ B5判/ページ数 201p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784897421872
  • Cコード C0079

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

33
沖縄戦でハクソー・リッジ(前田高地)と並ぶ激戦で有名なシュガーローフの戦い(今は那覇新都心「おもろまち」としてタワーマンションや商業施設が林立している所)を劇画化。首里に本拠地を置く日本軍包囲のための拠点確保の戦い。直前読了の劇画「ヤンバルの戦い」で沖縄北部を攻めた米第6海兵師団が激戦の助っ人としてその任を務める。守る日本軍は美田連隊、双方で1万人近い戦死傷者。日本軍はほぼ全滅、米軍は20歳以下の兵士が80%、激しい戦いで精神を病む兵士が1300名も出たと言う。全3巻、上巻は前哨戦まで。2025/03/22

Michael S.

8
沖縄の地上戦を描いた劇画。沖縄では有名な作家とのことだが、私はSNSで偶然知った。実際に戦闘に参加した兵士の証言を元に実名で日米双方の若い兵士の戦う様が描かれている。お互いの顔が見えて声が聞こえる距離での戦闘は本当に恐怖である。小林某の戦争への持論を描いたマンガよりこっちが圧倒的に説得力がある。「一人の兵士として自分自身がこのような戦闘に実際耐えれるのか?」から考えることが、この手の議論の前提と思う。若い人は決して兵士として戦わない言論人や政治家の戦争論を無邪気に信じてはいけない。 オススメ。全3巻。 2019/06/30

gonzui

3
まだ上巻だけだが、資料を基に冷静に偏り無く戦争を描いている印象。2019/07/27

Y子

1
時間がなかったのでざっと読んだ。悲惨。泣きそうになる。2016/06/03

かばん

1
著書は村史など資料を参考にして執筆したのだろう。まだ存命している登場人物から直接話しを聞いたわけではなさそうだ。だがこの点も余りあまっても名著と思う。2016/01/23

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