内容説明
日本復帰運動のさなか「忍従の歴史」を打ち破ろうと沖縄独立を考え、行動した男たちがいた。
目次
1 独立で行動した人たち(アメリカ政府に直訴した大浜孫良;国政参加選挙を最後のチャンスと捉えた崎間敏勝;初の主席公選で民意を問うた野底武彦 ほか)
2 琉球独立への底流(琉球王国の誕生;薩摩の琉球王国侵入;琉球藩と沖縄県 ほか)
3 資料(沖縄の帰属問題;琉球独立論に対して復帰論者の反対論)
著者等紹介
比嘉康文[ヒガコウブン]
1942年沖縄県名護市生まれ。琉球政府公務員を経て沖縄タイムス記者。「ベンジャミン事件の裁判所の精神鑑定」「白旗の少女」など全国的なスクープがある。著書には、1970年国頭村の伊部岳ふもとに建設された米軍実弾砲撃演習場の放棄はノグチゲラが生息しているためのものであることを米軍資料でまとめた「鳥たちが村を救った」(同時代社)がある。「沖縄独立研究所」を主宰
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