内容説明
地面の上は、おおくの人びとや動物、木や花の生き物たちで大にぎわいです。一方、地面の下は、不思議でいっぱいです。さぁ、どうなっているのでしょうか?のぞいてみましょう。いろいろな種類の土が重なって、層になっている地面の下。生き物がくらす表土と腐植土層、下に深くなるにつれて、下層土層、じゃり層、かたい岩の層と層ができています。地面の下の層ができるまでには、何百年、何千年もの時間がかかっています。本書では、それぞれの層のちがいや、その特長をわかりやすく、面白く、イラストによる展開で説明します。
著者等紹介
ケニー,カレン・ラッチャナ[ケニー,カレンラッチャナ] [Kenney,Karen Latchana]
ガイアナの熱帯雨林地域で生まれる。そののち、アメリカ・ミネソタ州に移住。ミネソタ大学卒業ののち、編集者として教育図書出版社で働いたのち、現在はフリーな立場でミネソタ、ミネアポリスを足場に著作活動をつづける。執筆分野は教育分野で幅広く、絵本から伝記・美術工芸まで70作を刊行している
ウッド,スティーブン[ウッド,スティーブン] [Wood,Steven]
イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ほんわか・かめ
20
縦開き絵本。単に地中深く進んでいくのではない興味深い内容。ゼロ層(腐葉土)〜R層(基岩)、地下水、化石燃料、プレート、マグマ、マントル、内核など。地球の内部までは実際に見ることができないのにどうしてわかる?そんな小さな科学者の好奇心を刺激してくれる入門絵本。〈2017/六耀社〉2022/03/17
たーちゃん
15
息子は「土の中はミミズがいるね。ほら、やっぱりいた!」と言っていました。2023/09/12
遠い日
6
「絵本図鑑:その下はどうなっているの?」シリーズ。地面の下は直に見えないだけに、興味がわく。本を縦に開いて、地面の深さを出し、地中を解説。浅い層から真相へ。地層のようすや地中に埋まっているもの。火山の噴火の仕組みや、地下水のこと。ひいては地球の真ん中まで。ぐんぐん深くなっていく地面の下って、おもしろい!2017/09/23
TAGO
5
その下はどうなっているの?シリーズ3冊目。 断面図好きな人にはたまらない科学絵本。 地面の下の世界を断面図でお見せします! 地表近くから地球内部まで! この絵本も家に置いておきたい1冊だなぁ。 くー…この絵本好きすぎる♡ もし私が本屋さんを営むなら 断面図ばかりを集めたの絵本コーナーを設けよう。2020/01/17
miyu
3
土の下はどうなってるの?さらに下は?と、マントルの方まで説明されています。石油の話のところでは、「穴をのぞいたらどうする?落ちちゃうよね〜」と興奮してました。鹿児島の桜島が好きなので、噴火のお話にも興味津々でした。また読んであげたいです。4歳3ヶ月2017/09/12