内容説明
ひと目でわかり、読みやすい。第一線の研究者による、最新の日本美術史!!
目次
第1章 縄文・弥生・古墳時代
第2章 飛鳥・奈良時代
第3章 平安時代
第4章 鎌倉・南北朝時代
第5章 室町時代
第6章 桃山時代
第7章 江戸時代
第8章 明治時代
第9章 大正時代・戦前
第10章 戦後・現代
資料編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うちだ
8
ついに手に入れてしまいました。縄文時代から21世紀まで、日本美術をオールカラーで網羅的に解説した決定版的な一冊。たぶんやらないだろうけど、美術系の本を一冊だけ残して他はすべて捨てろと言われたら、これを選ぶと思います。もちろん美術「史」の本なので、個人的に好きなだけで知名度の低い画家はあまり紹介されていないけど、逆に繰り返し取り上げられている人(例えば定朝とか運慶とか雪舟とか)は、本当に影響力が強いんだなと実感させられます。2025/03/16
salvia
4
概説で大きな流れを掴んでから、各論・コラムページで各分野の研究者による詳しい解説を読むので、日本史の苦手な私にも理解しやすい構成となっていた。明快。これまであまり時代を意識せずに個々の作品を鑑賞してきたが、日本美術史のなかでのそれぞれの位置や特徴を知り、今後の見方も大きく変わってくると思う。図書館本で読んだが手元に欲しい一冊。2025/03/05
わわわべ
2
縄文土器から現代アートまで日本美術が網羅的に記載されている。明治前後の、西洋美術に影響された日本らしさが一番好きだった。2017/04/23
sou
1
日本美術史を一望するためにまずは一読。淡々とトピックが連なるのでは無く、時代毎の概説、各論、コラムという構成のおかげで繋がりが分かりやすかったです。今後、美術展や旅行へ行く時の予習・復習に使いやすい。2025/05/04
Shinji Nakahara
1
仏教文明以前の縄文式土器や埴輪にも充分なページが割いてあって好感が持てた。日本人の美意識の変遷を見ていくという構造にはなっていない。2014/09/30