内容説明
人びとの仕事や生活に欠かせない自動車は、その役割も、種類もいろいろです。わたしたちが、いつも目にする自動車は、外から見えるデザインや車体の色などですが、じっさいに自動車を動かす部品やしくみを見ることはできません。この本では、車をおおっている屋根やボンネットの下をのぞいて、エンジン・トランスミッション・ギア・ドライブシャフト、そして燃料や車輪など、たくさんある装置や部品が、それぞれどんな役割をもち、どんなふうにはたらくのか、探っていきます。
著者等紹介
ポーター,エスター[ポーター,エスター] [Porter,Esther]
アメリカのノース・ダコダ州で生まれる。ミネソタ州立大学ツインシティ校卒業。科学ライターとして多くの児童向け科学図鑑などに執筆をつづける。また、“Revilver”誌の創刊編集者であり、ミネソタ州ミネアポリスの芸術団体The Loft Literary Centerのために「エスターにたずねよう」のコラムを寄稿している
ロザノ,アンドレス[ロザノ,アンドレス] [Lozano,Andr´es]
イラストレーター。自然物・建築等イラストからコミック、アニメーションまで手がける。スペイン・マドリード在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
24
うわあ、小さい頃にこういう本に出会いたかったなあ!車はこうやって動く、がすごくわかりやすく説明されています。読み終わる頃にはオタマさんが「ピストン」「シャシ」と言った用語にすっかりなじんでいてビックリ。面白かったので、もう少し詳しい絵本を読んでみたくなりました。2018/02/20
しろくま
16
4歳7か月の息子と。最近息子がエンジンやガソリンがどうなっているのかを気にしていたので、いいタイミングで読みました。息子にはちょっと難しいですが、車が動く仕組みが説明されています。毎日車に乗っているものの、仕組みについては無知な母。エンジンオイルやバッテリーなどの言葉はよく聞くものの、よくわからないまま補充をお願いしたりしていましたが、今回なんとなくわかったような(^^;どうして排気ガスが出るのかなど。ぜひ再読したいです。2018/10/28
ヒラP@ehon.gohon
14
これは参りました。 車の運転はするけれど、ボンネットをほとんど開けることのない日曜ドライバーの私です。 自動車の構造や部品については知っているつもりでしたが、改めてこの本を読んでみたら、子どもにちゃんと説明できるレベルではありませんでした。 基礎の基礎について書かれた絵本ですが、子どもの突っ込みにも応えられるように勉強と車の点検をせねばと思いました。2017/11/27
いろ
9
時々おしゃべりの流れで車の仕組みについて軽く知りたがるけれど,毎回,基礎の基礎から説明するのが面倒なので,基本的な事を知っていてもらいたくて~と下心を持って(w)一緒に読んだ。最近,一般車もずいぶん進化がスピードアップしているみたいで,違う部分もいくつかあるけれど,土台の仕組みを理解するにはとってもいい。もう少し古いのかと思ったら,2017年!アメリカの絵本だから,現地ではもっと前の出版なのかなあ。9歳男児はモーターショーに行くとイキイキしていたけど,仕組みの方はぼちぼちの興味みたいだった^^;2018/01/23
MOCCO
8
読み聞かせ…、と思わせつつ、車の構造にからきし弱い自分の勉強になった(笑) 分かりやすいのに色々と本格的で凄い。2017/11/11