内容説明
夢ばかり見ていたなまけものを努力家にかりたてたのは絵画だった!ピエロや曲芸師など、人びとから注目をあびる職業にあこがれたというマティス少年。夢見る一方で努力が苦手ななまけものだった。そのマティスがふとしたきっかけから絵画のとりこになってしまう…。
著者等紹介
パーカー,マージョリー・ブライン[パーカー,マージョリーブライン] [Parker,Marjorie Blain]
1960年、カナダ・アルバータ州エドモントンに生まれ、カルガリーで育つ。幼児や小学児童に向けた作品を永く発表しつづけており、多くの受賞作品を数える。現在はコロラド州デンバーに住み創作活動をつづける
ベリー,ホリー[ベリー,ホリー] [Berry,Holly]
絵本や児童書を舞台に活躍するイラストレーター。1995年にはじめての絵本作品を出版以来、意欲的に創作活動を行う。1977年に“Market DAY”でゴールデン・カイト賞を受賞のほか、受賞歴も豊かである。現在、アメリカ・メイン州ウォルドボロのブルーベリーファームに家族とともに住む
志多田静[シダタセイ]
1971年、宮崎県串間市に生まれる。日本語学・日本語教師。IIEL(Institute of International in London)コーディネーター・日本語教師養成講座講師を経て英国ロンドンで活動する。英国ロンドンに住む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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モリー
32
画家アンリ・マティスの伝記絵本。自分が熱中出来るものが見つかると人は努力できるということをマティスの人生は教えてくれる。2019/02/11
たまきら
16
一番最初に「この人の絵好き」と思った画家の一人がマティスでした。死ぬまでずっとずっと新しい構図と表現を模索続けたこの画家が、「なまけものの少年」だったという冒頭に仰天!そして、息子を愛した両親二人の愛情にじんわり。おもしろかった!オタマは切り絵に大興奮。そう、オカンも小さい頃この人の切り絵が大好きだったよ。2017/01/14
あおい
8
怠け者で夢みがちな少年アンリ・マティスが絵画という自分の運命に出会い努力を重ね成功するまで。彼の作品は知らなかったので検索してみたら色鮮やかで生き生きとしていて色の魔術師と評されるのも納得でした。2020/07/28
いっちゃん
7
何かの才能がある人は、こういった子供時代が多い気がする。我が子も何かの才能があるのか、心配なんですけど…2018/08/28
いっちゃん
7
残念ながらこの画家は知らなかった。どうしようもない夢ばかり見ていた少年が、画家になるまでのお話。2018/05/05