部屋の記憶―映画監督、名優、文豪、芸術家が愛した空間を泊まり歩く、名旅館巡礼記

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  • サイズ B5判/ページ数 253p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784897377520
  • NDC分類 689.8
  • Cコード C0076

目次

第1章 「日本旅館」という文化と常連客をもてなした「部屋の記憶」
第2章 宿の「味の記憶」―名物に魅せられて通った常連さんたちの心
第3章 創作の場としての記憶―この空間から、あの「名作」が生まれた
第4章 「お忍び」の宿空間―有名スターや政治家、文豪たちが「つかの間の休息」で見せた素顔
第5章 「部屋の窓」から眺める永遠の風景―その宿、その部屋しかない「眺め」を愛した顧客たち
第6章 「宴」を楽しんだ部屋―有名人が「お座敷」として使った客間での夜
第7章 「湯治」の療養空間―人気スターの心と身体を癒した湯と経営者のホスピタリティ
第8章 「スター」の立ち寄り空間―地方文化の担い手である「旅館」を訪れた文豪、スターたちのふとした「縁」

著者等紹介

桐山秀樹[キリヤマヒデキ]
ノンフィクション作家。昭和29年(1954年)、愛知県名古屋市生まれ。学習院大学法学部卒業。雑誌記者を経て、ジャーナリスト、ノンフィクション作家に

菊地和男[キクチカズオ]
写真家・映像作家・エッセイスト・茶人。昭和25年(1950年)、東京生まれ。23歳でフリーランスの写真家に。以来、出版(おもに男性誌から、女性誌、ファッション誌、企業PR誌に至る各種雑誌)、広告(メルセデス・ベンツ、味の素、全日空など多岐にわたる広告主)の撮影のほか、世界各国の著名人および芸能人のポートレイトの分野で活躍。また、プロデューサー、プランナー、クリエイティブディレクターとして、雑誌や書籍の企画・構成・編集を行うかたわら、自らも筆を執り、長年のテーマとする「食と文化」の分野での著書を多数出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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keroppi

66
映画監督、名優、文豪、芸術家、政治家が愛した日本旅館を泊まり歩く。外出自粛で旅もままならない今、せめてこういう本を読み、写真を眺め、旅した気分になる。ホテルとは違い、主人や女将との交流があり、心を許せる空間がある。ここで様々な作品が生まれ、癒され、次の人生に向かったのだろう。コロナが終わったら、行ってみたい旅館がいっぱいだ。2021/01/21

ひろただでござる

0
洋室の壁と窓のように“1”か“0”で仕切られた部屋やなくて障子と襖で仕切られた部屋の“外”と“内”の曖昧さがとても良い。ワタクシ的には白壁荘と俵屋旅館が気に入りました。2014/05/13

青い鳥☆彡

0
★★☆☆☆(2014/01/読了)名旅館の情報本(価格5,400円)なので旅館名には、本書にある著名人の紹介と同じように、ルビ(ふりがな)が付けてあれば良いのにと思った。本文のページに付けるのが難しいならP240からの旅館案内の所に日本語の、ひらがな(または)ローマ字で記載されていればと感じた。野口雨情が利用していた<清輝楼>はP161の画像を見ると、旅館の看板の漢字名<清輝楼>の下に・・・ローマ字でSEIKIRO RYOKAN と書いてあるのが確認できた。※文字数制限のためコメント欄に続く2014/01/06

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