内容説明
雪化粧カボチャや紫人参といった旬野菜、望来豚、イコロ卵など多くの農ブランドで知られる石狩の地は、古くから神様の魚(カムイチェプ)と呼ばれた鮭に恵まれ、石狩鍋に代表される豊かな食のシーンをつくり出してきました。ミシュランお奨めのグルメの町でもある石狩は、循環型農業を推し進め、食を核とするコミュニティづくりの面でも全国に先駆けています。ワインづくりを手がける藤女子大学が贈る食のコラボレーション。
目次
神様の恵みをおいしくいただきながら
石狩の「食」からみた農産物とその経済性
食を通した地域コミュニティづくり―地域食堂「きずな」のめざすもの
カラー図版 藤女子食堂のレシピ
石狩鍋の食文化
地産地消をめざして―行政・生産者・消費者のつながり
藤女子大学生とワインを造る
インタビュー ミシュラン寿司屋が語る厚田の味