出版社内容情報
パステルを身辺スケッチなどで楽しめる身近な画材として紹介。パステル画に魅せられた著者がその魅力を約200点の図版で語る。
内容説明
パステルは、顔料に白を混ぜながら階調をつくっていくソフトパステル(乾性)が主流で、日本や外国の画材屋で散見するパステルが大変な種類の広がり方を見せているとはいえ、集約すればその性質は乾性か湿性かのどちらかにつきます。この二つの質の違いは大きく、使用に適した紙や止めニス、技法にいたるまで細かく点検していくと、その差異が歴然と出てきます。本書は、これからパステルを始めようとする人や、すでに表現方法としてパステルを使っている人達の里程標として編さんしたものです。
目次
1 楽しいパステル画
2 パステルの起源と歴史
3 画材と道具―その特質と使用法
4 パステルの描法
5 静物を描く
6 人物を描く
7 風景を描く
8 エスキースからタブロー(油彩画)へ
9 パステルと私―パステルのいろいろな使い方
10 名画から学ぶ
感想・レビュー
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