内容説明
“有限の生”とともに生きるということ。人は「意のままにならない生」の哀苦や残酷さを前に、それでも“世界了解”を果たすべく格闘し続ける。そこにある人間の“美”と“救い”の原理を探る。
目次
第5部 “有限の生”と“無限の生”(“自己完結社会”の成立と“生活世界”の構造転換;最終考察―人間の未来と“有限の生”)
著者等紹介
上柿崇英[ウエガキタカヒデ]
1980年生まれ。大阪府立大学准教授。環境哲学・人間学研究所所長。専門は、環境哲学/現代人間学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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