共生社会〈1〉―共生社会とは何か

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  • サイズ A5判/ページ数 280p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784897323497
  • NDC分類 361
  • Cコード C0336

目次

総論 “共生社会”理念の現代的意義と人類史的展望
第1部 “共生社会”理念のリアリティ(地域の再生と“共生社会”―世界システム・日本・地域をめぐるダイナミズム;“農”の再生と“共生社会”―工業的農業の批判を軸に;グローバル化時代と共生社会―ナショナリズムの問題を中心に;共生社会へのスタートと“3・11”―“原発災害”の“現在”と国民の責任;ESDと共生社会の教育―“持続可能性”と“多様性”の教育;持続可能性と共生社会―“人間の持続”と「自己完結社会」という視座;西欧における共生社会理念の共有の可能性―「共生」と「コンヴィヴィアリティ」をめぐって)
第2部 “共生社会”理念の学際的深化(“人間と自然の共生”理念の現代的意義と自然観の転換・共生社会の倫理―倫理学からのアプローチ;共生社会理念の自然科学的枠組み―生物学からのアプローチ;共生関係の認知と知性・共感・こころの理論―認知科学からのアプローチ;“共生社会”理念と“承認”をめぐる人間観の転換―哲学からのアプローチ;日本近世社会の“共生様式”と共生社会―歴史学からのアプローチ;共生社会と土地の意義、社会観の転換―経済学からのアプローチ;共生社会の創造と“農”の意義―農学からのアプローチ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マウンテンゴリラ

2
共生という概念がいかなるもので、何故に現代社会にとって必要なものなのかということを理解するうえで、案内的役割というか、教科書的役割というか、そのような感じを抱かせる内容であった。特に印象に残ったのは、共生とは、人間と自然のみならず、人間と人間の関係を見つめ直す重要な概念であり、生物学的用語、用法の域を超えた人類の営み全体にかかわるキーワードでさえあるということであった。そして、その営みの中心として捉え返されるべきものが、農業であるということであった。→(2)2018/09/05

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