食品ロスの経済学

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  • サイズ A5判/ページ数 198p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784897323220
  • NDC分類 588
  • Cコード C3033

目次

第1章 世界の食品ロスと日本の課題
第2章 期限表示による食品ロスの発生メカニズム
第3章 多店舗経営における品揃え戦略と食品ロス
第4章 外食産業における食品ロスマネジメントの分析―発生類型別にみたフードサプライチェーンの課題
第5章 食べ残しの持ち帰りにおけるリスクコミュニケーションの経済分析
第6章 食品リサイクルにおける収益性と公的支援―魚腸骨処理事業における収集システムのケーススタディを通じて
第7章 市民参加を通じた食品リサイクルの到達点―名古屋市生ごみ堆肥化事業における可視化の意義
第8章 循環型フードシステムと食料問題の相互依存性―地方展開するフードバンク活動を事例として
第9章 フードバンク活動における食品ロスの再分配と流通機能―セカンドハーベスト名古屋のケーススタディと欧米韓との比較分析
第10章 フードバンク活動による被災地支援と食料安全保障―食品ロス発生制御ソーシャルビジネスとしての可能性
第11章 韓国フードバンク活動における贈与経済への展開

著者等紹介

小林富雄[コバヤシトミオ]
1973年富山県生まれ。2003年名古屋大学大学院生命農学研究科博士後期課程修了。生鮮食品商社、民間シンクタンクを経て、2009年中京学院大学中京短期大学部健康栄養学科准教授。2015年名古屋市立大学大学院経済学研究科博士後期課程(短期履修コース)修了。愛知工業大学経営学部経営学科准教授。博士(農学)名古屋大学、博士(経済学)名古屋市立大学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

27
著者は私の後輩だった人だが、食品ロスは私も母校の高校でアンケート調査したことがあった。彼は私よりも早く学位を取り、准教授として活躍している。学位の有無で農学分野では採用差別があることは知られている。それはさておき、労作をまとめたことは評価できよう。できれば、1999年に アンケートした私の調査票を彼に丸投げしてもいいかもしれない。分析はしっかりしてもらえれば調査した甲斐もあろう。私の関心からすれば、CSRや贈与経済の食料倫理の問題が食料経済にどう反映しているかということである。2015/07/30

こじろー

0
修論のため2016/01/01

のん@絵本童話専門

0
とても詳しく、データや参考文献が多く信頼できる。それほど詳細な知識を今の段階では求めていないため、目次を見て気になるところのみざっと読み。2023/07/25

iz

0
フードバンク活動に関心があり読んだ。多少データは古いが、食品ロス問題の外観が理解できる。個人的には筆者作成のチャートが有用だった。2018/02/08

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