減反40年と日本の水田農業

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  • サイズ A5判/ページ数 817p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784897322858
  • NDC分類 611.33
  • Cコード C3033

内容説明

本書は、減反政策の過去40年の歴史を振り返ることが記述の中心となるが、政策全体の歩みを時系列的に辿る「クロニクル」としてのスタイルを採らず、テーマ別に記述している。拠って立つ分析視角は、基本的に経済学で、必要に応じてそれ以外の視角も援用した。分析手法は、簡単な記述統計的分析に加えて、一部に経済学的な手法、すなわち余剰分析、計量分析も加えている。同時に、現場取材に基づく記述によって、例証を重ねている部分も多い。

目次

第1章 減反40年と世界の稲作―日本稲作の競争力はどう変化したのか
第2章 減反40年と世界の農政―世界は農産物過剰に如何に対処したか
第3章 土地利用としての減反40年―休耕田、稲単作からの脱却
第4章 減反目標「配分」の40年―傾斜配分か均等配分か
第5章 規制としての減反40年―未達成、ペナルティ
第6章 減反政策の来し方と行く末―廃止の可能性
終章 結論

著者等紹介

荒幡克己[アラハタカツミ]
1954年埼玉県生まれ。1978年東京大学農学部卒、農林省入省。1996年岐阜大学農学部助教授。1999年岐阜大学農学部教授・農学博士。この間、2002‐2003年、アデレード大学経済学部客員研究員、2006年メリーランド大学農業政策研究センター客員研究員、2012年イリノイ大学農業経済学科客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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