内容説明
めでたいとは「父死子死孫死」のことだ。ドキッとする言葉のなかに、真理が見える。縦横無尽の語り口から、安心が見えてくる。
目次
わたしどもが生きている
「生きている」、それは死ぬまでの待ち時間
始まりもなければ終わりもない
いのちの時計は「足し算時計」
「我心」をすてる
良寛さんの悟りの境地
水を小川にもどす心
めでたいとは「父死子死孫死」のことだ
お宝の真っ只中にいる幸せ
どうせ「たいしたことはない」〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tommy
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自分だけのことを考えると、無理が出てくるし、心地よくない。情けは人の為ならず。結局、他人のためを思い、見返りを求めずしていることは、巡り巡って自分のところへ返ってくる。自分をコントロールして、他人を変えないのが楽だ。負の感情が起こらないようにするには、自分の評価を気にしないこと。人は自分ほどなにも思っていない。たいしたことはない。そう、たいしたことはないんだ。それよりも、当たり前でないことに感謝すること。目先のことにとらわれないこと。2021/11/07
