内容説明
六百番歌合判者・藤原俊成曰く「源氏見ざる歌詠みは遺恨の事なり」現代を生きる我々にとって必読の書とは…。現代短歌の巨星塚本邦雄、縦横無尽のハイトーン・マシンガントーク。「戦前の近代短歌でもバイブルを無視した歌人は少ないように、２０世紀終りに近付いた今、バイブルを読んだことがありませんでは済まされません。」
目次
対談（聖書（バイブル）―独断の栄耀
二十世紀言葉狩り
茂吉のリアリズム
聖書見ザルハ遺恨ノ事）
講演
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葵衣
2
対談に講演と、塚本邦雄の生の声に触れることができてとても嬉しかった。私は聖書はまだ読み始めたばかりだし、古典もまだまだ触れていない作品がたくさんあるので、みんなしっかり読んで吸収してやろうという気持ちがさらに大きくなった。2025/03/12
