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内容説明
現代世界で影響力を強めるイスラーム思想を通じ、西欧中心の「近代」観を見直し、「近代国家」の抱える予盾や問題点を考える。
目次
序 ムスリムたちはどのような理念をもち、どのように実現しようとするのか
統治の目的―イスラーム政治史の眺望から現代へ
カリフの統治・カリフなき統治―ウンマにとってのカリフ制の意味
シーア派イマーム論―その現代的意義と実践的適用
正義と秩序―サイイド・クトゥブの社会的公正論を中心として
イスラーム経済の特質―スークの伝統経済
「イスラーム世界」とジハード―ジハードの理念とその類型
イスラームの国際法―イスラームの国際関係のあり方
グローバル世界におけるイスラーム―イメージと構造
近代国家の法とイスラーム―エジプトの民法典とイスラーム法
ウンマと国家―国民国家を脅かすパン・イスラーム主義の論理




