感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋
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秋田柴子「雨を知るもの」閉塞感やそれによって生じる軋轢や、被害、加害はどんなところにでもある。家庭内、学校、クラス、友達グループ、会社、社会全体。すべてが実は閉塞しており、私たちはその中で日々を過ごしている。 閉塞した世界で自分は何をどうして生きていけば少しは息がしやすいか、と考えると、そこには人とのつながりが見えてくる。人とつながるときの自分。その存在をどうしていくか。それを決められるのは自分だけだ。まわりから何を言われても、どんな環境にあっても、息をするのは自分。自分の行いや言動を振り返ることが必要。2023/10/11
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