恋と詩と最後の唄

ネクラーソフ【著】/大原 恒一【訳】

邑書林（1995/03発売）

• サイズ B6判／ページ数 371p／高さ 20cm
• 商品コード 9784897091297
• NDC分類 981
• Cコード C0098

内容説明

二行か三行の詩に、それ以上の価値がある。小さな作品にも大きな作品に匹敵するほどの重みが…。ドストエフスキーやトルストイを世に送り出した詩人ネクラーソフの初訳詩集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[az]

ロシア文学は馴染みがないけれど、図書館で見かけた際にタイトルが気に入って手に取った。1850年頃のロシア、不況に喘ぐ市民をテーマにあげている作品が多く、当時の悲哀にあふれる空気を少し味わえた。恋愛の詩ではかなり情熱的、しかし離れていく人には批判的にと、激しい表現だった。

2012/11/28