内容説明
本書では、難しいと言われる免疫学をなるべく優しく理解してもらおうと、基本編では、T細胞やB細胞の発生分化、外来異物である抗原をどのようにして捕捉しどのようにして認識するか、そして自然免疫系に関してそれぞれの専門家の先生方に解説をお願いした。一方、トピックス編では最近の話題を紹介した。最近の樹状細胞に関する研究、自然免疫に関する研究、そして自己免疫疾患モデル動物に関する新しいアプローチを取り上げた。
目次
基本編(ますますおもしろい免疫学―最先端の技術とともに発展し、最先端のパラダイムを提案し続ける生命科学;T細胞分化のしくみ;B細胞分化のしくみ;抗体産生とクラススイッチ;MHCによるT細胞への抗原提示のしくみ ほか)
トピックス編(樹状細胞とクロスプレゼンテーション;樹状細胞の生産するγ型インターフェロンと免疫反応;感染初期防御機構に重要なインターロイキン15;Toll‐likeレセプターによる細菌認識機構の最前線;自己免疫モデルマウスの新作製法―自己抗原ノックアウトマウスを用いた天疱瘡モデルマウス)
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- 和書
- 石油年鑑 〈1987〉