出版社内容情報
《内容》 誰もがPCRを使う時代だからこそ,誰よりも確かな技術を押さえたい!
新たにリアルタイムPCR,ChIP assay…といった応用的なPCR技術を多数追加.
確かに増える,確かに使える,さらに進んだ改訂版!
《目次》
第1章 PCRの基礎知識
1 PCRの原理
2 PCRを行うための準備
第2章 PCRの実践マニュアル
1 DNAの調製
2 DNA,プライマーの定量
3 反応液の準備
4 反応条件の設定
5 反応産物の分析(電気泳動)
第3章 塩基配列を決定する
シークエンスにかかわるトラブルシューティング
第4章 遺伝子発現を測定する
はじめに
1 RT-PCR法
はじめに-PCRを用いた遺伝子発現測定について
2 リアルタイム(real-time)PCR
3 発現遺伝子の違いを探す―DNAマイクロアレイ:レーザー顕微切断法による癌組織,正常組織を用いて
4 ヒストン修飾状態を利用して遺伝子の発現調節領域を解析する
第5章 遺伝子を検索する
はじめに
1 既知遺伝子を検索する
2 未知遺伝子を検索する
第6章 PCR産物のダイレクトクローニング◇谷口武利
はじめに
1 PCR産物のダイレクトクローニング
2 コロニーPCR
3 便利なクローニングシステム
第7章 PCR産物を用いた実験法
はじめに
1 プローブとしての利用
2 in vitro翻訳系でのmRNAとしての利用
3 融合タンパク質への応用
4 遺伝子を発現させ機能を調べる
5 PCRを用いた簡単な変異導入法
第8章 染色体顕微切断・PCR・FISH法による未知癌遺伝子の探索
1)顕微切断法(マイクロダイセクション)とは
2)顕微切断法の原理
3)具体的応用例
第9章 遺伝子多型(SNP)の解析
1)SNPとは
2)SNPの検出法―PCR-SSCP法
3)SNPと疾患―リンクサイト
第10章 PCRを用いた個人識別
1)個人識別
2)実践方法―PCR-RFLP法によるABO式遺伝子型検出
3)個人識別事例
4)まとめ
《付録 PCRのコツとトラブルシューティング》
内容説明
「なぜかPCRで増えない…」「後輩に質問されたが、適当にごまかした…」「スタンダードな実験法を取り入れたい…」基本的操作から、見落としがちなコツまでを丁寧に解説したこの本で、そんな悩みを解決。
目次
基本編(PCRの基礎知識;PCRの実践マニュアル)
活用編(塩基配列を決定する;遺伝子発現を測定する;遺伝子を検索する;PCR産物のダイレクトクローニング;PCR産物を用いた実験法;染色体顕微切断・PCR・FISH法による未知癌遺伝子の探索;遺伝子多型(SNP)の解析
PCRを用いた個人識別)
付録 PCRのコツとトラブルシューティング
著者等紹介
谷口武利[タニグチタケトシ]
高知大学医学部実験実習機器センター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。