出版社内容情報
《目次》 老化のメカニズム
内容説明
本書ではまず基礎的な側面として老化のメカニズムと脳の老化をとりあげた。次に臨床的な問題である老年病を老化との関連から眺めてみることにし、最後に高齢者で特に問題となる痴呆について、その代表ともいうべきアルツハイマー病と脳血管性痴呆の2つに分けて、基礎的な面と実地臨床的な面における最近の進歩についてご専門の先生方に述べていただいた。
目次
1 老化のメカニズム(老化とは―その機序に関する最近の知見;老化遺伝子について;細胞の老化プログラム ほか)
2 脳の老化(神経細胞とアポトーシス;生理的萎縮と病的萎縮―形態学からみた脳の老化;脳の老化―機能的側面より)
3 老化と老年病(老化と疾患―加齢と疾患の頻度;老年病とその特徴)
4 痴呆―アルツハイマー病と脳血管性痴呆の新展開(アルツハイマー病の病理と成因;アルツハイマー病の診断と治療;脳血管性痴呆の病理と成因 ほか)