出版社内容情報
《内容》 骨の構造、代謝の調節機構、代表的な骨疾患である骨粗鬆症の病体・治療に関する、最低限必要な基礎知識+最新のトピックスを網羅。
目次
プロローグ(今なぜ骨が危ないのか?;こんなにたくさんある身近な骨の話)
1 骨はどんなふうにできている?(骨の構造を知ろう―骨の組織解剖学;骨の分子ワールドをのぞいてみよう―骨の分子生物学)
2 骨はヒトの体でどんな働きをしている?(カルシウム代謝;リモデリング―骨の自分自身の組織維持)
3 骨の病気と治療のこれから(骨粗鬆症;骨パジェット病 ほか)
著者等紹介
米田俊之[ヨネダトシユキ]
大阪大学大学院歯学研究科口腔分子免疫制御学講座生化学教室教授。1972年大阪大学歯学部卒業、同大学院博士課程に入学し、鈴木不二男先生および下村裕先生のご指導のもとで培養軟骨細胞を用いた軟骨代謝の研究に従事。’76年歯学博士取得。翌’77年より米国コネチカット大学医学部内分泌代謝部門(Risaz教授)にポスドクとして留学。この時にGreg Mundyと運命的な出会い。’79~’80の間NIH、NIDR留学。’80年に帰国し、口腔外科医として身を立てるつもりで手術に励むも、生来の不器用さのため断念。基礎的研究に専念することを決心し、’87年Mundyのいるテキサス大学医学部サンアントニオ校に移動。’97年より現職。’92~’93の間、東京医科歯科大学難治疾患研究所教授
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感想・レビュー
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じー
0
2002年発行。私の感覚では2000年超えていれば最近な気もしますが、10年前の本なんですね。骨粗しょう症のレポート作成のために借りましたが、やー、難しいです。筆者はまえがきでこの本を読んだ人の何人かが生物医学に興味を持って欲しいと書いていますが、生物に疎い方がこれを読んでもげんなりしてしまいそう。第三章、疾患と治療法はある程度読みやすくなっていますが、一章と二章は専門用語に次ぐ専門用語。図もありますが、医学系の本ならもっと欲しい。しっかり理解するためにはあと数回読む必要がありそうです。感想じゃないなこれ2012/04/04