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内容説明
“女は、女として生まれるのではない。女になるのである”と、ボーボワールは、「第2の性」で述べています。女が、永遠に幸せな人生をおくるために、乳がん・子宮がん患者には、どのようなケアが必要でしょうか。医学の光は、ようやく、女性性にあたり始めたのです。
目次
第1章 婦人科がんの特殊性(セクシャルな臓器のがんの種類;ストレスの元になるのは待つ時間;子宮がんなんかになるはずない!;自然な閉経であれば;同性である娘への嫉妬に悩む;家族の暖かさがうつ病を防ぐ;成熟した性格が明日への命を繁ぐ ほか)
第2章 心身医学からみたカウンセリングの必要性(自分の現状をまず受け入れる;心強い味方カウンセラーがほしい;無意識の自分が一番の敵!;CMI健康調査表;YG性格検査;構成的文章完成法;異常行動に関する実例)
第3章 諸外国における婦人科がんの研究(危機的状況にこそ必要な指示;4つの危機がうつ病を誘う;患者にとって恵み深い乳房再建術;自律神経を病みがちな40歳代;性の問題に侵入する婦人科がん;自分で高めるQuality of Life;耐久力のない人間は動揺が激しい ほか)