ワインという名のヨーロッパ―ぶどう酒の文化史

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ワインという名のヨーロッパ―ぶどう酒の文化史

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  • サイズ B6判/ページ数 302,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896949520
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0039

内容説明

ワインと無縁の環境で生まれ育ったキリストが、ぶどうの栽培家や醸造家顔負けの知識をもっていたのはなぜか―斬新な問いかけを随所にちりばめつつ、ヨーロッパの歴史のなかでワインが担ってきた役割の大きさをわかりやすく説き語る、ユニークな文化史。図版多数。

目次

第1章 ワイン発祥の地と地中海世界の幻の文明
第2章 ワインと古代ギリシア文明
第3章 ワインという新約聖書の大きな謎
第4章 古代ローマ、ワインとの因縁
第5章 ワインと修道院、あるいはブルゴーニュの場合
第6章 ドイツはビール王国ではなくワイン王国であった
第7章 イギリスワインの今昔、あるいはボルドーの場合

著者等紹介

内藤道雄[ナイトウミチオ]
1934年姫路生まれ。京都大学大学院修士課程(独文専攻)修了。現在、京都外国語大学教授(京都大学名誉教授)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

122
ワインを中心として、地中海・フランス・ドイツを古代から近世初頭にかけて概観する一書。イタリアやスペインについてはあまり深く触れていないのは、他の書評子の仰るとおりである。酒は戦略物資であり、歴史・文化・政治を動かしていたことに、洋の東西は無いのだなと思う。著者の関西人的言い回し(「人手がいるだろう」って関東じゃ言わないよね?)に「国際人」とか「教養」と言う物に対する知性を生む風土という観点を持たざるを得なかった。ああ、良いワインをいい食事とともに味わいたくなったことであることだよ。2023/04/11

渓流

7
ワインの文化史というより、ワインを通して見た聖書世界のヨーロッパ、古代ローマ、そして中世ヨーロッパ、特にブルゴーニュとドイツとイギリスの飛び地のボルドーの政治経済史として楽しく読めた。トピック的なことだが、国家が統一を志向するのに対し、文化(この場合は、ワイン文化)が、多様性を志向すると言う指摘は興味深く、この多様性こそが、各地にいろんなワインを作り出したのであり、ワイン文化を芳醇にしているのだ。ワインを嗜むのに、ワインの薀蓄など邪魔にこそなると思うが、薀蓄を垂れる輩への報復として知っておくのも悪くない。2010/10/31

滑稽ウツボ

2
聖書におけるワインの扱われ方の変化など、興味深い点も指摘されており楽しめました。しかし、あとがきにも書かれているようにイタリアやスペインへの紙片のさき方が少なかったのはやや残念。2018/10/28

スナフキン

2
ギリシャ、ローマの頃からワインはビジネスや政治の道具として活用されていたというのが新しい発見でした。2013/01/13

渓流

2
300年間イングランドの領地だったボルドーの由来とそのワインの歴史を再確認したくて再読。2012/10/02

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