内容説明
“十二世紀ルネサンス”以降中世の大学はいかに育まれたか―謎の多い起源から、初期の制度や教育内容の詳細、さらには学生の生活の様子にいたるまで、誕生まもない大学の姿を、西欧中世における知的復興の成果として軽妙に活写した名著。重要な関連史料の抄訳も併録。
目次
1 大学制度の発生(「人びとで作られた」大学;教師と学生の「組合」としての大学 ほか)
2 大学教育(七自由学芸;古典研究と論理学 ほか)
3 学生の生活(学生の日常生活;さまざまな学生のタイプ ほか)
大学記録(資料)(勉学のために旅をする学生たちのための特権;フィリップ尊厳王がパリの学生たちに与えた特権 ほか)
著者等紹介
ハスキンズ,チャールズ・ホーマー[ハスキンズ,チャールズホーマー][Haskins,Charles Homer]
1870‐1937。アメリカの中世史家。ジョンズ・ホプキンズ大学大学、ウィスコンシン大学で教鞭を執ったのち、ハーヴァード大学教授となる。アメリカ歴史学会会長、アメリカ中世学会会長を歴任。名著として名高い『十二世紀ルネサンス』(1927年、邦訳1985年創文社/1989年みすず書房)など著書多数
青木靖三[アオキセイゾウ]
1926年生まれ。1977年12月25日没。元神戸大学教養部教授。科学史家
三浦常司[ミウラツネシ]
1934年生まれ。神戸大学教授、兵庫教育大学教授、神戸松蔭女子学院大学教授を歴任。現在、兵庫教育大学名誉教授。専攻は英語史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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