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内容説明
19世紀を代表する24人の画家が遺した日記や手紙・手記などから選りすぐった文章と、自画像・代表作品を集成した美しい画文集。
目次
フランシスコ・デ・ゴヤ
ウィリアム・ブレイク
ウジェーヌ・ドラクロワ
ウィリアム・ターナー
ジョン・コンスタブル
カミーユ・コロー
ギュスターヴ・クールベ
ウインズロー・ホーマー
トマス・イーキンズ
カミーユ・ピサロ
エドゥワール・マネ
クロード・モネ
オーギュスト・ルノワール
エドガー・ドガ
ジェイムズ・ホイッスラー
ポール・セザンヌ
ファン・ゴッホ
ジョルジュ・スーラ
アンリ・ルソー
オディロン・ルドン
フェルディナント・ホドラー
ジェイムズ・アンソール
エドヴァルド・ムンク
著者等紹介
プロッター,エリック[プロッター,エリック][Protter,Eric]
1927年生れ。1960年代より主に民話や伝説、短編小説などの編集を多数手掛ける
藤田尊潮[フジタソンチョウ]
1958年生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。パリ第4大学DEA。現在、武蔵野美術大学教授。専門は20世紀フランス文学、フランソワ・モーリアック、サン=テグジュペリなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シャトル
35
2009年発刊 副題「画家自身の言葉で綴る画文集」のとおり画家たちが残した書簡や手記そして美術評論家らのコメントが掲載されている。24名の画家の代表作が数点カラー図版として入っているが、自身の自画像がとてもいい。ドラクロワ、ターナー、コロー、クールベ...イケメン揃い!2014/03/07
めろ
12
クールベ、セザンヌ、ゴッホ、モネなど19世紀を代表する画家たちが遺した手紙や日記、自画像や代表作品などの美しい画文集。絵をみるのが大好きなので何度も見返しています。ムンクの「生命のフリーズ」というシリーズが特に興味深かった。「それらの絵は、ぎざぎざの海岸線に横切られ、向こうには絶えず動いている海が横たわり、木々のこずえの下には、全てを、つまりその多様さ、その喜び、その悲しみ、全部ひっくるめた人生がある」2012/05/30
bibliophage
6
全体的に読みにくかった。コロー、クールベ、ホイッスラー、ルドンなど見たことはあるけどあまり知らない画家まで載っていたのがよかった。マネ「彼の芸術、というより彼の才能は、マネにも予想もできない半階音のハーモニーを生み出させた。それはアカデミーからは禁じられていたある種のハーモニーが、音楽会の聴衆には耳障りに感じられていたものが突然、完璧な和音よりずっと音楽的な喜びを与えるようになったようなものだ。」(ブランシュ)、ホイッスラー「目的が物語や自然の模倣になっている、人気の高い逸話風の絵画に反発し、(続く2016/09/13
lovemys
3
色々な画家の素の感情を読めて、書簡は面白いなぁ~と思った。芸術家だから、感性だけで生活しているのかと思いきや、メッチャクチャ論理的に物事をとらえていてビックリ!こんなに深く想像しながら創造しているのね…、と、やっぱり何年たっても色あせない人は違うなぁ~、なんて思ったり。ゴヤとか、宮廷画家は、やっぱりそういう性格なのね、と思ったり。ゴーギャンのゴッホと一緒に製作する大変さの愚痴に笑ったり。色々な人が色々な人と仲良しなのも面白かった。残念なのは、出てくる絵が、私が好きなものと違ったことかなー。そこだけ残念!2016/07/15
ぷりん
0
画はきれいだった、が、文は予備知識が少ないままに読んでも全く頭に入ってこなかった。予備知識のある人が読むような本でもない気がするし…。まあ、色々な人の画が見ることが出来てよかった。19世紀の絵画は好きだ。2011/03/15