内容説明
ヨーロッパで伝統的な70余種のハーブについて、当時の料理書、家政書、本草書ほか信頼性の高い第一級の史料を手がかりに、料理用・治療薬・芳香料・毒薬などとして日常的にどのように用いられていたかを中心に記述する。美しいボタニカル・アートなどのカラー図版と15世紀の木版画を多数掲載。詳細な訳註・解説により資料性もさらに充実。
目次
料理用ハーブ(アニス;バジル ほか)
治療用ハーブ(アグリモニー;アロエ ほか)
毒性ハーブ(ヨウシュトリカブト;クリスマスローズ ほか)
芳香性ハーブ(コストマリー;アイリス ほか)
著者等紹介
遠山茂樹[トオヤマシゲキ]
1953年宮城県生まれ。早稲田大学教育学部卒業、明治大学大学院文学研究科西洋史学専攻博士後期課程単位取得満期退学。明治大学、玉川大学、千葉大学などの非常勤講師を経て、東北公益文科大学公益学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よね
3
ハーブごとに、中世ではどのように使われていたか・現代ではどのように使われているかが掲載されている。時々挟まれる付記(逸話など)も楽しい。2021/05/31
はる
2
ハーブの勉強をしていて知った本。西洋中世から使われていたハーブ。日常に取り入れると人生が豊かになる。知識として今もこれからも生活の一部にしていきたい。2021/07/01
ジュリ
2
中世の庶民がハーブをどんなふうに使っていたのかや、ハーブの働きについて紹介している。おまじない的なものもあって面白かった。2019/11/08
zusumisuzu
0
フラットキッチンにて。2014/05/09
R
0
◎2021/01/10