内容説明
18~20世紀初頭、未知の植物を求めて未踏の地へと分け入った植物収集探検家たち。なかでも世界随一の緑の宝庫・日本と中国には多くのプラントハンターが訪れ、持ち帰った花々はヨーロッパの人々を熱狂させた。ガーデニング大国イギリスの隆盛を支えた男たちの活躍を描く、定評ある原著からの初邦訳!図版・地図170点、詳細な訳註、参考年表など、資料も充実。
目次
第1章 日本を訪れたプラントハンター(鎖国日本と先駆者クライアー;ケンペルとツンベリー;シーボルト;ジョン・グールド・ヴィーチ;ロバート・フォーチュン ほか)
第2章 中国を訪れたプラントハンター(極東の地、中国;ジェイムズ・カニンガム;ピエール・ダンカルヴィル;第一次使節団;第二次使節団―クラーク・エイブル ほか)