内容説明
きのこを通して森を見る。富士山、八ヶ岳など亜高山帯の森林に生きるきのこを紹介。前半部「森のきのこ図鑑」は、カラーガイド・森のきのこ100選。分布、発生地、発生季節、特徴などを解説するとともに、食用に関して一目でわかる「食用」「有毒」「食不適」「食注意」「食毒不明」の表示を付す。後半部「きのこを通して森を見る」では、なぜそこにきのこが生えているのか、樹木の種類によって生えるきのこが違う理由、きのこによってわかる森の生態や性格などを詳説。
目次
森のきのこ図鑑(ヌメリガサ科;キシメジ科;テングタケ科;ハラタケ科;モエギタケ科 ほか)
きのこを通して森を見る―亜高山帯林のきのこの生態から見えること(きのこの生活;富士山のきのこ;八ヶ岳の亜高山帯針葉樹林ときのこ;秩父山地西部の亜高山帯針葉樹林ときのこ;きのこと共にある亜高山帯の森林 ほか)
著者等紹介
柴田尚[シバタヒサシ]
1955年神奈川県生まれ。1978年東京教育大学農学部農学科卒業。1982年筑波大学大学院農学研究科博士課程単位取得退学。現在、山梨県森林総合研究所主任研究員。博士(農学)。研究分野はきのこ類の生態(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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