魔女の文明史

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  • サイズ A5判/ページ数 478p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896948356
  • NDC分類 387
  • Cコード C0039

内容説明

「魔女」とはなにか、なぜ生まれたのか?中世ヨーロッパで熱狂的に行われた「魔女狩り」への誘惑と「魔女裁判」の嵐の再来を回避するための方策は?森を破壊し、「魔女」を弾圧してきた人類の不幸を繰り返さぬための今日的な課題として、民俗・社会・比較文化・心理・教育・女性・環境・医学・文学など多角的視点で17名が取り組む“魔女学大全”。

目次

第1部 魔女熱狂と魔女裁判(魔女とは;魔女裁判;魔女の秘薬とは ほか)
第2部 魔女幻想と女性原理(魔女と大地母神;魔女と妖精;魔女と娼婦)
第3部 魔女迫害と地球環境問題(東洋の自然と人間の関係;魔女迫害と自然破壊の超克)

著者等紹介

安田喜憲[ヤスダヨシノリ]
1946年生。東北大学大学院理学研究科博士課程退学。理学博士。国際日本文化研究センター教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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eirianda

1
元々ギリシア神話のキルケが大地母神的で生死の両義性があったのをキリスト教が浸透してから次第に魔女のように解釈が変わってきたなど、キリスト教がすさまじくアニミズムを排除していったさまがよく分かった。そして見た夢をも罰していく、見えない内面を罰していくという姿勢が、今日の西欧諸国の人々の精神性を(正悪はっきり!)築きあげてきたのだと妙に納得した。しかし弱い者を排除するのはどの国の人間もしているし、してきたよな……。多数の日本人がこれだけ西欧産魔女を研究してるのか不思議。山姥より魅惑的かなキャラ立ってるし、うん2013/04/01

takao

0
キリスト教の拡大→森の激しい破壊 ☆森林を拓いて修道院をたてた。2016/09/27

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