内容説明
教育学の既成の枠組を敢て破砕し、新たにモンテスキュー、フランクリン、D.H.ロレンスをはじめとする東西の豊饒な知的遺産と真正面から取り組み、そこに篭められたメッセージを読み解く画期的な論考を集成。
目次
モンテスキュー教育思想の研究序説―『法の精神』解読のための準備作業
モンテスキュー教育思想の研究序説(承前)―『法の精神』解読のための準備作業
D.H.ロレンス教育思想の研究序論―『チャタレイ卿夫人の恋人』にあらわれる「教育学用語」を検める
D.H.ロレンス教育思想の研究序論(補稿)―『黙示録論考』が啓示する“教育即権力”の災害図譜
教師という職業の歴史―教師像をどのように描くべきか
教育哲学入門への再入門
講談社文庫『フランクリン自伝』訳者解説
若き牧口常三郎―評伝的研究の一小部分