内容説明
麹の酒「日本酒」誕生の陰に消えていった古代の美酒「芽米酒」を追って、新しい酒をつくる試みを重ねながら、米バラ麹利用にいたるまでの大胆な仮説を検証する。
目次
糸引き納豆と日本古代の酒づくり
第１章 日本民族の成立と稲作の渡来
第２章 古代の神酒
第３章 琉球弧と神酒
第４章 しとぎと神酒
第５章 〓と餅麹
第６章 餅麹による麹酒づくり
第７章 世界各地のカビ酒とその起源
おわりに 日本古代の酒づくりに思いを馳せて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼっこれあんにゃ
4
△学術的な本なので、読んでいてもあまり面白くはない。ただ、縄文人や弥生人が、口嚙み酒とはいえ、酒を作っていたことはびっくり。でも、口嚙み酒ってちょっと飲むのに躊躇します。2013/12/21
