内容説明
業界人、就職、転職に役立つ情報満載。国内外で進むM&A、激変する業界のトレンドを解読!
目次
第1章 医薬品業界の現状
第2章 国内外大手メーカーの動向と主力製品
第3章 医薬品業界の仕組みと仕事
第4章 医薬品会社の組織
第5章 ドラッグストアと調剤薬局
第6章 変わる医薬品開発の視点
第7章 医薬品業界のインサイドストーリー
第8章 医薬品業界の法律と規制
第9章 医薬品業界のトレンドとトピックス
第10章 医薬品業界の未来像
資料編
著者等紹介
荒川博之[アラカワヒロユキ]
1951年生まれ。在米25年。サンフランシスコ日米新聞社の編集記者を経てフリーランスの翻訳家・医療ジャーナリストに転身。欧米の糖尿病学会、循環器学会、リウマチ学会等の速報レポートをはじめ、日本医師会、日本精神科病院協会、日本製薬工業協会等の季刊誌、大手新聞や雑誌の健康関連記事、大手製薬メーカーの情報誌にも執筆。全米食品衛生プログラム「食品衛生管理士資格公認テキスト」、米国特許庁・医療関連特許情報の翻訳なども行っている。廣川亜太郎(ひろかわあたろう)のペンネームでエッセイも書いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Emkay
13
国内外の企業動向、業界の仕組み、そもそもの組織構成、製薬プロセス等々、参考書形式の総花的内容。とても分かりやすく、内容がさくさく頭に入る。研究開発費をがんがん費やしてやっとこさ創薬しても、いつか特許が切れる。それに、創薬といっても、既存の薬をちょこっといじっただけだと特許期間も短い。特許が切れたらがくっと売上が落ちる。製薬業がいかに足が長くて難しい業態なのかよく分かった。そもそも、身体に異物を入れるわけだから、簡単に商品化できない。ビルゲイツがワクチン開発のためにNGOをつくるのもうなずける。2020/05/08
shu_reading
2
★★★★医薬品業界について学ぶ良い機会となった。日本の技術の高さに反し、規模の差で海外に劣るのはどの業界にもあてはまる世界なんだなと思う。 医療費の抑制と今後の製薬開発等理解出来たのは良かった。2020/07/23
まいまい
1
事前知識が欲しくて読んだ。おかげで新しい仕事のキャッチアップは問題なし。しばらく業界を離れていたけれど、統合や特許、法整備など情報を頭に入れることができたので助かっている。2020/09/30
しゅら
1
第5版買ったすぐ後に6が出たので図書館に借りた。★★★★2020/07/22
みーけあ
0
情報としては今読むには少し古いところもあったが、全体として医薬品業界のトレンドは掴めたと思う。各製薬企業の成り立ちは非常に興味深かった。医薬品開発は、天然由来の新薬が尽き始めていたり、プロモーションの規制により非常に厳しい状況であることがわかった。基礎知識もたくさん載っていたが、一回では記憶しきることはできなかったため、改めて読もうと思う。2023/02/24