出版社内容情報
小社では3月下旬に新刊『日本の観光5』(本体価格2800円)を刊行いたします。
本書は、『日本の観光―昭和初期観光パンプレットに見る』(全5巻)の完結巻で、旅行後には捨てられていく運命にあった今では貴重な当時の観光案内を手がかりに、日本各地の観光地がどのようにして形づくられたのか、観光文化を考え、探るという書籍です。パンフレットを地域ごとに分類して多数収載し、「大正の広重」と謳われた吉田初三郎ら名人の手になる見事な「鳥瞰図」をカラーで紹介してあります。年一冊のペースで刊行し、ようやく完結となりました。
内容説明
仙台・福島・会津若松・山形・蔵王・盛岡・秋田・青森・札幌・小樽・函館・旭川・帯広…。旅行後には捨てられていく運命にあった観光案内を、地域ごとに分類して多数収載。「大正の広重」吉田初三郎ら名人の手になる見事な鳥瞰図をカラーで紹介。名所旧跡を訪ねるもよし、幻の路線・今はなき廃線や観光地を探るもよし、時空を超えた旅を愉しむ一冊。(全五巻完結!)
目次
第1章 東北の旅・仙台・石巻
第2章 白河・福島・会津若松
第3章 山形・蔵王・酒田
第4章 盛岡・水沢・秋田
第5章 青森・弘前・種差海岸
第6章 北海道の旅・札幌・小樽
第7章 函館・室蘭・旭川・帯広
著者等紹介
谷沢明[タニザワアキラ]
1950年静岡県に生まれる。法政大学工学部建築学科卒業。法政大学大学院工学研究科修士課程修了、博士(工学)。日本観光文化研究所放送教育開発センター助教授を経て、1995年愛知淑徳大学教授。2021年愛知淑徳大学名誉教授。専門、観光文化論、地域文化論、民俗建築論。受賞、日本民俗建築学会賞、竹内芳太郎賞(2020年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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